Woset

  随分前に、Jay Coverというアーティストの作品集をCOPYLEFTで販売していたことがあって、以来ずっと気になる存在だったのですが、彼の活動を追っていると、見たことのない不思議なパッケージを手掛けていることを知りました。なんとなく子ども向けの文房具のような予感はしていたものの、なかなか情報もなく、販売すらされておらず、謎は深まるばかり。そのうち、これからレーベルとして販売が始まりますというお知らせをいただき、すぐに自分たちの子どもへのプレゼントにいろいろ買ってみたのが、私たちとWoset(ウォゼット)の関係の始まりです。 Wosetのコンセプトは「Creative Tools for Endless Imagination 」。クレヨンやマーカー、スケッチブック、鉛筆削りなど、どのアイテムもとてもユーモアに溢れています。なるべく糊を使わずに組み立てられるよう設計された紙のパッケージは、塗り絵ができるよう、あえて色がつけられていません。しかし、そんなことを大人がわざわざ説明するまでもなく、あっという間に箱をカラフルに塗っていく子どもの様子が気持ち良い。もちろん、世界にはこれまでも子どものためのトラディショナルなブランドが存在しているのですが、私たちはやっぱり今、目の前で始まったこの新しく小さな世界に興味があって。そこからCOPYLEFTにWosetが並ぶまではあっという間でした。 普段、私たち大人のいう"かわいい"と、子どもたちのいう"かわいい"ってなかなか一致しなくて、もちろんその不一致も痛快で大好きなのですが、Wosetに関してはなぜか一致するという現象も不思議で面白いのです。いつもお店に来てくれる子どもたちはもちろん、大人のみなさんにも手に取ってもらえているのはとても嬉しいなと思っています。 そして今月、新しくピクニックシートがリリースされました。これも良い意味でつくり込み過ぎてないのがWosetらしく、力の抜け加減が最高。ついさっきも友だち家族が遠足用に買いにきてくれたところです。夏には海や川にも連れていきたいですね。にぎやかなバグズがソロゾロと集まっています!虫が苦手な人も、これならきっと大丈夫?

Mint Chocolate Chip / Collar Coat


今期、私が買ったアウターの中、夫と兼用で着るつもりで買った1着が POSTALCO(ポスタルコ)のカラーコートです。(当然、私が独占していますが)

ウールのコートなのに、単衣で軽く、肩が凝らないところが気に入っていて、その肩から腕にかけてのパターンも独特。
着たまま車の運転をしてもノンストレスなのと、襟元にボリュームがあることで、マフラーをしなくても暖かいところが気に入っています。
朝、子どもを保育園へ送るときにも迷わずに手に取れるし、ディナーへ行くときにも着ていける。
こんなアウターはなかなか無いと思います。

そうそう、乾燥が気になるこの季節、リップの定位置にしているのがフロントのペタッとポケット(あくまで私たちの中での通称)。ちょうど今日もそこに入れて持ち歩いていたのが、最近お気に入りのSAILのリップバームです。なんと香りはミント・チョコチップ!カカオバターのふんわりとしたチョコの香りに、うっすらとペパーミントの精油が足されていて美味しい香り。メンソールがあまり得意じゃない私でも、このミントの爽快感は癖になる。
蛍光色のパッケージも、北陸の冬特有のグレーな視界に、パッと明るさをくれる感じがしてとても好きです。