GIFT IDEA 🎁

  すっかり年末の雰囲気、贈物の多い季節となりました。COPYLEFTは一年中、贈物のご相談が多いお店なのですが、毎年この時期となると、お誕生日はもちろん、クリスマス、ホリデーギフトとご相談が増える傾向にあります。 既にお相手の方の欲しいものがはっきりしてらっしゃる場合もあるのですが、"何をあげたらよいのか"と迷ってらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。それはそうですよね。私たちはこの仕事をしているから、たくさんの方のご相談を受けるわけですが、そうではない立場で、同性の方だけでなく異性の方が喜ぶプレンゼントを探すというのはとても難しい。しかも仕事の休み時間、終業後、忙しい休日の合間に、となるとその時間をつくるのにもハードルが多いのではと思います。 少し自分の話になってしまうのですが、私は昔、自分では絶対に選ばなかったであろうプレゼントをもらったことがあります。極端な言い方をすると、いつもの自分では選択肢にすら入っていなかったものをもらう、驚きが大きいですよね。でも、相手が自分を考えて選んでくれたものだから、逆に興味が湧いたとうか、新しい発見に近く、自分の範囲がひろがった。きっとそのときにプレゼントでもらわなければ、ずっと自分と縁の無かったものだったと思うのです。でも、それが嬉しいし新しい。 特に今なんてもう、誰ものタイムラインに、緻密なアルゴリズムでその人の欲しいものや、欲しいであろうものが溢れ返っていて、みんな既に情報で胸焼けしているような状態にもあると思うんです。だからこそ、感覚や気持ちで選ぶこと、想定外のものにも価値があると、私たちは考えています。小さなプレゼントも、大きなプレゼントも、迷ったときはぜひご相談ください。 これから私たちも、どんなシナモロールをプレゼントしようか迷うところなんです!

TUKI heavyweight cotton terry 📦

 

TUKIのスウェットパンツ。今期はロンジョンに加えて、新たにショートのコットンボクサーも加わりました。まだ金沢は寒いので、ロンジョンの上にコットンボクサーを重ねて穿き、長短のセットアップで過ごしています。もう少し季節が進み、暖かくなったらショート単体で穿こうかなと、楽しみを二段階に試みているところです。

ヘヴィな編み立てやフラットシーマといった細部の美しさ、緻密に調整された完成度の高さは一目瞭然なのですが、ここ数シーズン続く、いつもより弾力感のある素材使いの連鎖に、とても新しい表現を感じています。

そういえば、今期から片側にだけポケットが付きました。デザイナーの原田さんに「今回はポケットがついたのですか」と訊いてみたところ「はい、片側にだけ、違和感があって良いかなと思って」という気持ちの良い答えが返ってきました。ファッション関係の人たちが、パリだパリだと騒いでいる時期にも、静かに町内の草刈りをしている原田さんがとても好きです。