GIFT IDEA 🎁

  すっかり年末の雰囲気、贈物の多い季節となりました。COPYLEFTは一年中、贈物のご相談が多いお店なのですが、毎年この時期となると、お誕生日はもちろん、クリスマス、ホリデーギフトとご相談が増える傾向にあります。 既にお相手の方の欲しいものがはっきりしてらっしゃる場合もあるのですが、"何をあげたらよいのか"と迷ってらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。それはそうですよね。私たちはこの仕事をしているから、たくさんの方のご相談を受けるわけですが、そうではない立場で、同性の方だけでなく異性の方が喜ぶプレンゼントを探すというのはとても難しい。しかも仕事の休み時間、終業後、忙しい休日の合間に、となるとその時間をつくるのにもハードルが多いのではと思います。 少し自分の話になってしまうのですが、私は昔、自分では絶対に選ばなかったであろうプレゼントをもらったことがあります。極端な言い方をすると、いつもの自分では選択肢にすら入っていなかったものをもらう、驚きが大きいですよね。でも、相手が自分を考えて選んでくれたものだから、逆に興味が湧いたとうか、新しい発見に近く、自分の範囲がひろがった。きっとそのときにプレゼントでもらわなければ、ずっと自分と縁の無かったものだったと思うのです。でも、それが嬉しいし新しい。 特に今なんてもう、誰ものタイムラインに、緻密なアルゴリズムでその人の欲しいものや、欲しいであろうものが溢れ返っていて、みんな既に情報で胸焼けしているような状態にもあると思うんです。だからこそ、感覚や気持ちで選ぶこと、想定外のものにも価値があると、私たちは考えています。小さなプレゼントも、大きなプレゼントも、迷ったときはぜひご相談ください。 これから私たちも、どんなシナモロールをプレゼントしようか迷うところなんです!

Something gained,Something lost ✏️



ここ数年やめていた手帳を今年は復活させることにしました。子どもが生まれてからの生活スタイルにはスマホでスケジュール管理するのが合っていたからそうしていたのだけれど、それが少し味気なくなってしまったから。

以前手帳として使っていたポスタルコのスナップパッドも新調して一緒に持ち歩く鉛筆も買いました。ボールペンもシャーペンも使ってみたけど、手帳と一緒に持ち歩く筆記具で自分に一番フィットするのはファーバーカステルのパーフェクトペンシルでした。シャープナー内蔵のキャップに消しゴム付きの鉛筆。必要な機能がもっとも簡潔に美しくまとまっている。機能だけで言うと消せるボールペンでもいいんだけど、キャップを被った鉛筆は愛嬌があってかわいくて、断然気持ちが良いです。

⁡そして書くという行為が私に時間をくれています。

⁡例えば新幹線の中で、娘の習い事を待つ間のコーヒー屋で、ひとりで仕事する夜の静かなお店の中で、バタバタと過ぎていく毎日の中でちょっとだけ立ち止まれる時間。大切な人の誕生日もスマホで自動的に通知されるより手帳に自分で書き込む方がなんだかしあわせだし、頭の中が整理されて、心は休まっていくように感じます。

身の回りの、合理的であることの影に隠れて喪失してしまったものをもう一度見直したいなぁと思うこの頃です。